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生産現場では、設備や人員に余裕があると前倒しで生産を進めてしまいたくなるものです。トヨタでは、必要以上の量をつくることや必要なタイミングよりも早くつくってしまうことを「つくりすぎのムダ」と呼んでおり、最も注意すべきムダの…
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トヨタでは仕事をする上で必要のない動きやモノを「ムダ」と定義しています。生産現場やオフィス、営業の現場でもムダな行動や時間が発生しているはずです。何度も同じ場所にモノを取りに行ったり必要以上に上司に情報確認をしたりするな…
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モノづくりの現場だけではなくオフィスワークにも「在庫」は発生します。トヨタでは余分なものを抱えることを在庫のムダと考えており、削減の対象としています。「在庫」は「もの」だけに限らず「業務」も指し、在庫を抱えることでスケジ…
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普段何気なくおこなっている動きのなかにはムダも多く、生産現場をはじめオフィスワークや日常生活でも時間の浪費につながっている可能性があります。たった1秒のムダな動きであっても、積み重なれば数時間という大きな浪費につながって…
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日々こなす業務はすべて必要だと考えている方も多いでしょう。しかし、仕事のなかには不要な業務も含まれています。トヨタでは本来しなくてもよい業務をおこなうことを「加工のムダ」と呼んでいます。 「加工のムダ」は仕事の完成度に影…
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多くの企業では部署の単位、チームやプロジェクト単位で商品やサービスを生み出しますが、作業者が次の作業に進もうとしても進めない状態に陥ることもあるのではないでしょうか。例えば、ライン作業で前工程から製品が流れてこなかったり…
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企業に所属しているメンバーは、一人ひとり年次や職場環境、本人の価値観など事情が異なります。入社1年目のメンバーから入社10年目のベテランメンバー、ライフワークバランスへの考え方などメンバーによって個性やバックグラウンドは…
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トヨタの現場で班長をまとめる組長やその上に立つ工長は、メンバーにとって「おやじ」のような存在とされています。おやじという言葉には「現場力」を身につけた頼れる人物という意味があります。現場力は、変化の時代であっても自社のメ…
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「部下を困らせなさい」と聞くと、面倒を見ない放任主義の上司というイメージを持たれるかもしれません。しかし、トヨタでは人が生み出す知恵を重要視しているため、あえて部下に考えさせることが多くあります。 部下が困っていると手助…
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一般的な企業の管理職は、決められた数字やノルマの達成などの成果面、組織のマネジメント面などで評価されることが多いかと思います。トヨタの管理職はこれらの成果やマネジメント面に加え人望でも評価されます。普段のコミュニケーショ…